北海道日本ハムファイターズの田宮裕涼(たみや ゆあ)選手。
珍しい名前の由来が気になりますよね。
実は、田宮裕涼選手の名前の由来で明らかになっているのは、ほんの一部のみなんです。
わかっている部分と、わかっていない部分をまとめました。
田宮裕涼選手の名前の由来は?
「裕」の字は、祖母の名前からもらったとのこと。
珍しい読み方の由来は、明らかになっていないようです。
「裕」の字は祖母の名前から
「裕涼」の「裕」の由来は、田宮選手の母方の祖母の名前だとスポーツ新聞が記事にしています。
裕子さんとおっしゃるおばあさんは、田宮選手が生まれる前に亡くなっているそうです。
出典:日刊スポーツ(2024年3月30日更新)(https://www.nikkansports.com/baseball/news/202403290001855.html)(2024年9月13日に利用)
読み方の由来は不明
一方で、次の2点について説明された記事は見つけられませんでした。
- なぜ「涼」の字を合わせたのか
- なぜ「ゆあ」と読ませたのか
SNSを見ても、読み方の由来が気になっている人は多いですよね。
由来が公表されていないかどうか、今後もチェックを続けます。
「涼」に「あ」という読みはあるの?
名前に使われる場合の読み方に「あつ」があるようです。
「涼」の「名のり読み」
「裕」を「ゆ」と読ませているとすれば、田宮裕涼選手の名前は「涼」の漢字を「あ」と読ませているのでしょうか。
でも「涼」に「あ」なんて読み方ありましたっけ?
実は、漢字には一般的な読み方のほかに「名のり読み」という特別な読み方があるんです。
一般的な漢和辞典に掲載されている読み方は、私たちもよく知っている音読みの「リョウ」、訓読みの「すず(しい)」などです。
「あ」やそれに近い読み方は見当たりません。
次に「名のり読み」を調べてみると、複数のサイトで「あつ」という読みが紹介されています。
名付けの場合に限って使われる特殊な漢字の読み方。
どうやら「涼」の字は、名前に用いる場合のみ「あつ」と読ませられるようです。
この「あつ」から「裕涼(ゆあ)」の「あ」の読みが付けられたのでしょうか?
名前の読み方って自由なの?
これまでは、特に制限はなく自由でした。
名前に使える漢字は、法律で決まっています。
一方で、その読み方は戸籍に記載されません。
名付けた人が選んだ漢字をどう読ませようと自由だったそうです。
名前に使う漢字 | 制限あり |
名前の読み方 | 制限なし |
「これまでは」ということは、今後は変わるんですか?
そうなんです。
戸籍法という法律の改正が決まったからです。
これまでは記載されなかった名前の読み方(読み仮名)が、戸籍に載せられることになるそうです。
一般的な読み方や本来の漢字の意味から大きくはずれた読み方は、認められない場合も出てくるといわれています。
この改正戸籍法は、2025年5月26日から施行されるそうです。
「裕涼」って名前、他にいる?
同じ漢字で別の読み方をする名前の人がいるようです。
田宮裕涼選手と同じく「裕涼」と書いて「ゆあ」と読む名前を持つ人は、ほかにいるのでしょうか。
調べてみましたが、少なくとも芸能人には見つけられませんでした。
一方で「裕涼」には、別の読み方があることがわかりました。
「涼」の「名のり読み」に「すけ」があります。
この「名のり読み」を用いたのが「裕涼(ゆうすけ)」という名前です。
ある大学サッカー部のホームページでは「裕涼」と書いて「ゆうのすけ」と読む選手がいるのが確認できました。
以上のように「裕涼」には「ゆうすけ」「ゆうのすけ」といった「ゆあ」とは異なる読み方があるようです。
まとめ
- 田宮裕涼選手の名前の由来は「裕」の字を祖母の名前からもらったことがわかっています。
- 「ゆあ」という読み方の由来は、明らかになっていないようです。
- 「涼」は、名前に用いる場合のみ「あつ」と読ませられるようです。
- これまで名前の読み方に法律の制限はありませんでした。
- 法律の改正によって、今後は本来の漢字の意味から大きくそれた読み方は認められない可能性もあるようです。
- 「裕涼」には「ゆあ」以外に「ゆうすけ」「ゆうのすけ」などの読み方があるようです。
大人気の田宮裕涼選手。
「ゆあ」という読み方の由来は不明ですが、やわらかい響きが田宮裕涼選手にぴったりだと感じているファンは多いようです。
とても素敵な名前ですよね。