2025年の高校野球甲子園大会で大きな話題となっている広島・広陵高校。
野球部を率いるのは中井哲之監督ですが、実はSNSなどで中井哲之監督は学校の副校長でもあると噂されています。
中井哲之監督は本当に副校長なのか、中井哲之監督の職業や立場に関する情報をご紹介します。
中井哲之監督は副校長って本当?
中井哲之監督が広陵高校の副校長を務めていたのは本当のようです。
2025年1~2月に登壇した講演会などの記事で、中井哲之監督は「広陵高校野球部監督」とともに「副校長」の肩書で紹介されています。
2023年5月に公開された記事でも教頭から副校長になったことが明記されています。
出典:広陵高校硬式野球部監督 中井哲之さん 人を育てる魂の教育(4)(日本経済新聞)(https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71100670Y3A510C2EAC000/)(2025年8月10日に利用)
少なくとも2023年度、2024年度、中井哲之監督が副校長の職についていたのは確かのようです。
2025年度も副校長の立場にあるのかどうかは、現時点では確認できませんでした。
中井哲之監督は「教員監督」
高校野球の監督は、いわゆる”職業監督”と”教員監督”の2種類に分かれます。
中井哲之監督は”教員監督”にあたります。
”職業監督”と”教員監督”とは?
職業監督 | 監督は野球部の指導のみを担当 |
---|---|
教員監督 | 教師が顧問として部活動を指導 |
一般的なのは、学校の先生が部活動を指導する”教員監督”ですね。
一方、”職業監督”は強豪校に多いとされます。
広陵高校は高校野球の強豪校ですが、中井哲之監督は”職業監督”ではなく”教員監督”なんですね。
中井哲之監督は社会科の先生
中井哲之監督は、社会科の先生として授業を受け持つこともあったそうです。
メディアの記事で「社会科教諭」と紹介されていますから、中井哲之監督は教員免許を取得しているのでしょう。
教諭は「教員免許を取得した学校職員」です。
引用元:教諭と教員の違いとは?就業するための方法や教師、講師との違いも解説(indeed)(https://jp.indeed.com/career-advice/career-development/how-difference-between-teacher-instructor-methods-become-teaching-vs-lecturing-explained)(2025年8月10日に利用)
中井監督は現在も授業をしているの?
中井哲之監督は、副校長の立場に就いてからは社会科の授業を受け持っていないそうです。
ただ中井哲之監督の社会科の授業は、政治や経済といった難しいテーマもわかりやすく伝えてくれるという点で人気があったそうですよ。
中井哲之監督自身、授業には自身があったと話しています。
部活よりも勉強が優先という考え
教員でもある中井哲之監督は、部活動よりも勉強が優先という考えを持っているようです。
広陵高校野球部は、赤点をとった部員は練習停止になるのだとか。
チームの勝利に必要な選手であっても、赤点をとった選手は出場させないのが中井哲之監督の方針だそうです。
出典:広陵高校硬式野球部監督 中井哲之さん 人を育てる魂の教育(4)(日本経済新聞)(https://www.nikkei.com/article/DGKKZO71100670Y3A510C2EAC000/)(2025年8月10日に利用)
中井哲之監督の広陵監督歴は約35年
中井哲之監督は、広陵高校の野球部監督を約35年にわたって務めています。
コーチ兼副部長 | 1985年~ |
---|---|
監督 | 1990年~ |
2019年公開のインタビュー記事では、監督業の引き際について「必要とされなくなれば身を引く」という考えを明かしています。
まとめ
以上のように、広陵高校の中井哲之監督が副校長を務めていたのは本当のようです。
中井哲之監督は野球の指導だけをおこなういわゆる”職業監督”ではなく、教員として生徒にかかわる立場でもあります。
副校長などの役職に就く前は、社会科の教諭として授業も受け持っていたそうです。