2025年10月期放送の連続ドラマ『ちょっとだけエスパー』(テレビ朝日)に、大泉洋さんと宮﨑あおいさんが出演します。
この『ちょっとだけエスパー』ですが、ストーリーのもとになった漫画や小説はあるのでしょうか?
今回は『ちょっとだけエスパー』の原作に関する情報をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
ドラマ『ちょっとだけエスパー』に原作はある?
連続ドラマ『ちょっとだけエスパー』に原作は存在しないと考えられます。
『ちょっとだけエスパー』は、オリジナル脚本の作品だと明言されているからです。
『ちょっとだけエスパー』に原作はない
『ちょっとだけエスパー』という作品について、2025年8月に公開されたドラマの公式ホームページでは次のように紹介しています。
完全オリジナル脚本で贈るジャパニーズ・ヒーロードラマ『ちょっとだけエスパー』が誕生します。
引用元:ちょっとだけエスパー(テレビ朝日)(https://www.tv-asahi.co.jp/chottodake_esper/)(2025年9月7日に利用)
「完全オリジナル脚本」とある以上、ドラマ『ちょっとだけエスパー』に原作となる漫画や小説は存在しないと考えるのが自然でしょう。
同名の書籍は原作ではない?
実は、ドラマと同じ『ちょっとだけエスパー』というタイトルの書籍があります。
書籍『ちょっとだけエスパー』は、児童文学作家・望月正子さんの作品です。
岩崎書店「あたらしいSF童話」シリーズの1冊として、1986年に発行されました。

この本は、ドラマ『ちょっとだけエスパー』の原作ではないの?
書籍『ちょっとだけエスパー』は、ドラマ『ちょっとだけエスパー』の原作ではないと考えられます。
先に触れたように、ドラマは「完全オリジナル脚本」と明言されているからです。
もしこの同名の書籍が原作または原案なら、今回のドラマが「完全オリジナル脚本」と紹介されることはないはずです。
偶然、タイトルが既存の書籍と同じになってしまったのかもしれませんね。



ちなみに書籍『ちょっとだけエスパー』は、犬が活躍するお話のようです。
表紙にも何匹もの犬と子供たちが描かれています。
ドラマ『ちょっとだけエスパー』の脚本家は、ヒット作多数のあの人!
ドラマ『ちょっとだけエスパー』の脚本家は、野木亜紀子さんです。
野木亜紀子さんには、
- 『逃げるは恥だが役に立つ』
- 『アンナチュラル』
などの代表作があります。
原作がないドラマは脚本家の腕次第?
人気漫画や小説が原作のドラマの場合、下地となるストーリーがすでにできている安心感があります。
一方、原作のないオリジナル脚本の作品は、ストーリーや世界観をゼロから作り上げなければなりません。
視聴者が満足できる面白いドラマになるかどうかは、脚本家を中心とした制作陣の手腕にかかっているといえるでしょう。
『ちょっとだけエスパー』の脚本家は野木亜紀子
そんな重要な役割を担う『ちょっとだけエスパー』の脚本家は、野木亜紀子さんが務めると公式発表されています。
野木亜紀子さんは、数多くのドラマや映画を手がけてきた人気脚本家です。
- 『重版出来!』(TBSテレビ)
- 『逃げるは恥だが役に立つ』(TBSテレビ)
- 『アンナチュラル』(TBSテレビ)
- 『ラストマイル』(映画) ほか



すごい!
ヒット作ばかり!
ちなみに、野木亜紀子さんが脚本家として参加した以下の2作品には『ちょっとだけエスパー』主演の大泉洋さんが出演しています。
- 『ラッキーセブン』(フジテレビ)
- 『アイアムアヒーロー』(映画)
『ちょっとだけエスパー』の脚本家にオリジナル脚本の実績はある?
野木亜紀子さんが脚本を手がけた作品のうち、原作のないオリジナル作品の例がこちらです。
- 『アンナチュラル』(TBSテレビ)
- 『MIU404』(TBSテレビ)
- 『ラストマイル』(映画) ほか
野木亜紀子のオリジナル脚本一覧
ドラマ『ちょっとだけエスパー』には原作がありません。
そこで気になるのは、野木亜紀子さんのオリジナル脚本の実績です。
実は、野木亜紀子さんの代表作『アンナチュラル』は原作のないオリジナル作品です。
野木亜紀子さんは、これまで多数のオリジナル脚本を手がけているんです。
野木亜紀子さんが単独で手がけたオリジナル脚本の作品一覧がこちらです。
- 『さよならロビンソンクルーソー』(フジテレビ)
- 『アンナチュラル』(TBSテレビ)
- 『獣になれない私たち』(日本テレビ)
- 『フェイクニュース』(NHK)
- 『コタキ兄弟と四苦八苦』(テレビ東京)
- 『MIU404』(TBSテレビ)
- 『フェンス』(WOWOW)
- 『海に眠るダイヤモンド』(TBSテレビ)
- 『スロウトレイン』(TBSテレビ)
- 『ラストマイル』(映画)
野木亜紀子のオリジナル脚本の評価
野木亜紀子さんは、これまでにオリジナル脚本でも高い評価を受けています。
受賞作で脚本家デビュー
野木亜紀子さんの脚本家デビュー作は、フジテレビヤングシナリオ大賞で大賞を受賞した『さよならロビンソンクルーソー』だったそうです。
その後、原作をもとにした実写作品『重版出来!』などでヒットを連発していた野木亜紀子さん。
『重版出来!』の土井裕泰監督が野木亜紀子さんの実力を高く評価、オリジナル脚本の執筆を期待していることを知らされます。
土井裕泰監督に背中を押されたのをきっかけに生まれたのが、オリジナル脚本作品『アンナチュラル』だといいます。
出典:土井監督のおかげでアンナチュラルが存在するというスイッチの話(のぎといういきもの ≒ 野木亜紀子)(https://note.com/nog_ak/n/n347048473aaf)(2025年9月8日に利用)
オリジナル脚本作品が大きな実績
石原さとみさん主演の『アンナチュラル』は、ドラマファンから高い支持を集めました。
ギャラクシー賞(テレビ部門優秀賞)やコンフィデンスアワード・ドラマ賞(作品賞・脚本賞ほか)など受賞歴も複数に及びます。
また、満島ひかりさん主演の映画『ラストマイル』は、興行収入59億円を突破。
原作のない邦画実写作品としては異例の大ヒットとして話題になりました。
以上のように、野木亜紀子さんはオリジナル脚本でも十分な実績をあげているといえます。
まとめ
以上のように、連続ドラマ『ちょっとだけエスパー』に原作になった作品は存在しません。
『ちょっとだけエスパー』は、脚本家・野木亜紀子さんが手がける完全オリジナル作品となるようです。
野木亜紀子さんは多数のヒット作を持つ人気脚本家で、オリジナル作品の実績も十分です。



ドラマ『ちょっとだけエスパー』がますます楽しみになってきましたね!
放送開始は2025年10月、毎週火曜日の21時です。