2024年シーズン、Aクラスを維持している千葉ロッテマリーンズ。
チーム状態は好調のようですが、今年のチームを引っ張っているキャプテンは誰なんでしょう?
今回は、今年2024年のロッテのキャプテン制度と歴代キャプテンについてご紹介します。
千葉ロッテ、2024年のキャプテンは誰?
2024年の千葉ロッテマリーンズに、キャプテンはいません。
えっ!
キャプテンいないんですか?
そうなんです。
千葉ロッテマリーンズが2024年にキャプテン制度を採用しないことは、複数のメディアによって報じられています。
- 日刊スポーツ(https://www.nikkansports.com/baseball/news/202401190000487.html)
- 中日スポーツ/東京中日スポーツ(https://www.chunichi.co.jp/article/840266)
千葉ロッテには、去年までキャプテンがいた?
千葉ロッテマリーンズは、2023年までキャプテン制度を採用していました。
2023年までキャプテンを務めていたのは、中村奨吾選手です。
2024年のキャプテン制度廃止が報じられた千葉ロッテマリーンズですが、2023年まではキャプテンの役職を設けていました。
キャプテンに任命されていたのは、中村奨吾(なかむら しょうご)選手です。
当時、吉井理人監督は「ロッテは奨吾のチーム」と発言したことも。
中村奨吾選手に対する信頼の厚さがうかがえます。
キャプテンの役職は解かれた形になりましたが、2024年も選手会長を務めるなどチームの中心選手であることに変わりはないようです。
千葉ロッテを引っ張るベテラン選手には誰がいる?
千葉ロッテマリーンズでスタメン出場する機会が多いベテラン選手には、次の2人がいます。
角中勝也選手(37歳)
荻野貴司選手(38歳)
※年齢は2024年6月6日時点のもの
キャプテンが置かれていない2024年の千葉ロッテマリーンズ。
チームを引っ張ったり、まとめたりするベテラン選手の存在感が大きくなるはずです。
2024年のシーズン序盤にスタメン出場する機会が多いベテラン選手は2人います。
それぞれご紹介しますね。
角中勝也(かくなか かつや)選手
生年月日 | 1987年5月25日 |
---|---|
ドラフト指名年度 | 2006年 |
角中勝也選手は、ロッテ一筋、入団から18年目になる選手です。
独立リーグ出身の苦労人で努力家。
その背中と頼りになるバッティングの技術でチームを鼓舞します。
荻野貴司(おぎの たかし)選手
生年月日 | 1985年10月21日 |
---|---|
ドラフト指名年度 | 2009年 |
荻野貴司選手もまたロッテ一筋、入団から15年目になる選手です。
身長172cmとプロ野球選手としては小柄。
度重なる故障とも戦ってきた心の強さは、若い選手の手本になるはず。
千葉ロッテの歴代キャプテンは?
千葉ロッテマリーンズの歴代キャプテンは、次の6人です。
①里崎智也選手
②西岡剛選手
③今江敏晃選手
④岡田幸文選手
⑤鈴木大地選手
⑥中村奨吾選手
ほかに「主将」を務めた選手もいますが、今回は「キャプテン」を務めた6人をご紹介します。
里崎智也(さとざき ともや)選手
2007年にボビー・バレンタイン監督から任命され、2009年まで3シーズンにわたってキャプテンを務めました。
主力としてプレーでチームを引っ張りましたが、のちに里崎さん本人は「プロスポーツにキャプテンは必要ない」という考えを表明しています。
西岡剛(にしおか つよし)選手
西村徳文監督の指名を受け、里崎選手に代わって2010年のキャプテンに就任。
翌年メジャーリーグ移籍を果たしたため、キャプテンマークを付けたのは1年間でした。
西村徳文監督は、西岡選手の目上の選手にも意見できる性格の強さを買っていたようです。
今江敏晃(いまえ としあき)選手
西岡剛選手の移籍後空席になっていたキャプテンの役職が2012年に復活。
西村徳文監督の要請を受けて就任したのが今江敏晃選手です。
今江敏晃選手はのちに東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍、2024年から楽天で監督を務めています。
岡田幸文(おかだ よしふみ)選手
伊東勤監督に任命されて2013年の主将に就任しました。
指名の理由は、本人の希望が大きかったとか。
鈴木大地(すずき だいち)選手
2014年に伊東勤監督から指名を受け、2017年まで4シーズンにわたってキャプテンを務めました。
2018年は、井口資仁監督の意向によりキャプテン制度が廃止されています。
鈴木大地選手が初めてキャプテンマークを付けた当時の年齢は24歳。
本人の直訴がきっかけでキャプテン就任に至りました。
鈴木大地選手はのちに東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍、現在も楽天で活躍しています。
中村奨吾(なかむら しょうご)選手
2021年に復活したキャプテンの役職に就き、2023年まで3シーズン務めました。
井口資仁監督からは、責任感の強さを評価するコメントがありました。
キャプテンとしてチームの先頭に立つことで、中村奨吾選手自身のさらなる成長を期待する意図もあったようです。
まとめ
- 2024年の千葉ロッテマリーンズに、キャプテンはいません。
- 2023年にキャプテンを務めていたのは、中村奨吾選手です。
- 2024年シーズン序盤にスタメン出場する機会が多いロッテのベテラン選手は、角中勝也選手と荻野貴司選手です。
- 千葉ロッテマリーンズの歴代キャプテンは次の6人です。
①里崎智也選手
②西岡剛選手
③今江敏晃選手
④岡田幸文選手
⑤鈴木大地選手
⑥中村奨吾選手
オリックスやソフトバンクと同じく、ロッテも今年はキャプテンを置いていないんですね。
役職はなくても、チームを引っ張るという強い思いを持つ選手がいれば問題ないのかもしれません。