推しが在籍しているチームのホーム球場から遥か遠くに住んでいると、球場に通い詰めるのは無理。
そうなると迷ってしまうのが、ファンクラブ入会です。
プロ野球チームのファンクラブ会員といえば、おそらく最大のメリットはチケット関係。
ホーム球場に通えない地方在住者にとっては、メリットがメリットにならないんですよね。
近畿圏に住んでいるくせに子どものころからヤクルトファンだった私。
大人になってから数年間だけヤクルトのファンクラブに入会していたことがあります。
入会してみてどうだったのか、メリットは感じられたのか?
経験談をまとめてみようと思います。
球場に通えないのにファンクラブ入会、メリットはあったのか
メリットは薄かった
実は、通うどころか一度もホーム球場に行けなかった私。
そんな私の場合、ファンクラブ会員のメリットはあまり感じられませんでした。
ゼロとはいわないけど、年会費に見合うと思うものはなかったです。
もし、あの当時に時を戻せるならもう入会はしないですね……。
なんなら「ファンクラブに払った年会費でもっと推しのグッズが買えたな」って悔しい!
ホーム球場が遠いのにファンクラブに入会した理由
推しのために何かしたかった
神宮に通えないことはわかっていたし、最初の1年でメリットが薄いこともわかりました。
それなのに、ヤクルトのファンクラブに数年間入会していた私。
その理由をあらためて考えてみると、きっと「推しのために何かしたい」という感情が抑えきれなかったんです。
ヲタク、推しのために何かしたくていてもたってもいられなくなりがち……。
ヲタクが推しのためにできることは少ない
「推しのために何かしたい」という感情が常に爆発寸前なのに、ヲタクが推しのためにできることって実はあまりありません。
ヲタクには、推しの成績を伸ばすことはできないんです。
グラウンドで力が発揮できるように願うことしかできません。
ヲタクは……無力……。
公式にお金を落としたいという願望
無力なヲタクに願う以外にできることといえば、そう、「公式にお金を落とす」。
ジャンル問わず、ヲタクとは公式にお金を落としたがる生き物なんやなって……。
実は某アイドルを10年以上推しましたが、公式ファンクラブに入会して、公式のグッズを買って、リリースされたCDを買って、というヲタク生活でした。
推しがプロ野球選手でも、やることは同じだと思ったんでしょうね。
球場に通えないのにファンクラブに入会してみた感想
アイドルのファンクラブとの違い
アイドルのファンクラブも、人気が出てからは会員でもチケットなんか当たりゃしなくて。
メリットが薄いといえば薄かったけど、十数年間会費を払い続けたことに後悔はありません。
アイドルの場合、ファンクラブ入会自体が推しの応援につながる気がするんです。
ファンクラブの会員数は戦闘力みたいなとこがありそうだし。
一方、プロ野球の場合、そういう感覚がなかったかもしれません。
球団のファンクラブに入会したことが、推しの応援につながったような気がしないんですよね……。
球場に行けないのは、やっぱり痛かった
ファンクラブに入ってチケットをとって、球場に通えていたら違っただろうと思います。
推しも、「客席に自分のグッズを持っている人を見つけると力になる」と言っていました。
神宮で、推しの名前のタオルを掲げて、直接声をあげて応援するのが1番推しの力になったかも。
でも、神宮は遠くて、どうしても通うのは難しかった……。
ファンクラブより公式グッズ
そんな地方在住ヲタクが推しのためにできることといえば、公式グッズの購入。
プロ野球選手の査定にグッズの売り上げがどう影響するのかは、詳しくわからないけど……。
でも、「増えてマイナスにはならんやろ」の精神で、球場に行けない私はグッズ購入という形で推しにお金を落としたかった!
ファンクラブに入らなくてもグッズは買えるんだから、年会費に払った金額も推しのグッズ代にすればよかったと後悔しています。
ヤクルトのファンクラブ入会、メリットを感じられなかった理由
ポイントの交換先に、神宮でしか交換できないアイテムが多かった
ヤクルトのファンクラブには、「スワレージ」というポイント制度があります。
たまったポイントを限定アイテムと交換できるシステムです。
チケット購入や球場来場以外にも、グッズの購入や活躍選手予想などでもポイントがたまります。
推しのグッズをせっせと購入していたらポイントがたまるの、ちょっとうれしいオマケですよね。
ところが、いざ交換先を確認してびっくり。
神宮まで足を運ばないともらえないアイテムの多いことよ。
そもそもアイテムがしょぼいのはさておき、遠方のファンはそもそもの選択肢を狭められていたんです。
これがマジでファンクラブ入会を後悔させた1番の戦犯。
当時のファンクラブは、神宮に通える人のためのものだった
遠方のファンにとっては本当にメリットは薄かったんですが、ただ、球団サイドからすれば「神宮に来れないのになんで入会したの?」という言い分がありそうです。
ファンクラブはチケットを取りやすくするためのもの、神宮に来てくれるお客さんのためのもの。
神宮に通えない遠方のファンの入会は、そもそもあんまり想定されていなかった気がします。
アイドルのファンクラブと同じ感覚で入会した私の下調べが足りなかったんですよね。
※2023年度は、神宮に通えないファンを対象にグッズクーポン付きのプランが用意されているようです。
ヤクルトのファンクラブに入会して、地方在住の私が得たもの
ファンクラブ入会で得たもの
神宮に通えないヲタクがファンクラブに入会して得たもの。
テケテケ走るつば九郎さんです。
たぶん入会特典かなんかだったこの子が今となっては1番の収穫でした。
かわいいよつば九郎……。
まとめ
- ホーム球場の神宮に通えないのにヤクルトのファンクラブに入会したが、メリットはあまり感じられなかった。
- 神宮に通えないのにファンクラブに入会したのは、推しのために何かしたかったから。
- 神宮に通えないのにファンクラブに入会したが、支払った年会費を使って推しのグッズを買えばよかったと悔やんでいる。
- ヤクルトのファンクラブにはポイント制度があるが、ためたポイントの交換先に神宮でしか引き換えられないものが多かった。